枝野氏、過剰米の市場隔離を訴え 仙台で街頭演説

 立憲民主党の枝野幸男代表は23日、次期衆院選の立候補予定者を応援するため宮城県を訪れた。仙台市内で報道陣の取材に応じた枝野氏は2021年産米の概算金の大幅下落に関し、「過剰米を国家備蓄として急いで市場から隔離すべきだ」と強調した。

 新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の減少などでコメの在庫が増え、概算金は東北各県で軒並み下落した。枝野氏は「(概算金は)既に低い水準で動きだしており、早く手を打たないと農家の作付け動向が決まってしまう」と危機感を示した。

 東京電力福島第1原発にたまり続ける処理水を海洋放出する政府決定については「国民的な議論や周知がなされてこなかった。一度立ち止まり、本当に安全なのか、風評被害を生まない状況をつくれるのかどうかをゼロベースで考えるべきだ」と述べた。

 枝野氏は仙台、名取両市などで街頭演説。仙台市中心部では、コロナ対策について水際対策の強化や検査体制、補償の拡充を主張し「感染者が減っている今こそ、日常を取り戻すための大事なときだ」と力を込めた。仙台市内の障害児向け医療施設も視察した。

新型コロナ対策の拡充などを訴える枝野代表=仙台市青葉区
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