B2仙台、開幕白星逃す 福島に終盤突き放される

仙台―福島 第2クオーター、相手の厳しいマークを受ける仙台・渡辺(坂本秀明撮影)

 2日、仙台市のゼビオアリーナ仙台などで試合があり、東地区の仙台は福島との今季開幕戦で63-72と競り負けた。

 仙台は攻撃が機能せず、開幕戦を落とした。序盤は福島の攻守の切り替えの速さに手を焼いた。インサイドで攻めあぐね、外頼みに陥った。それでも守備が機能して競り合いに持ち込んだが、終盤に突き放された。

守備に手応え、攻撃に課題

 2点シュートの成功率が34%では勝ちはおぼつかない。仙台・藤田監督の初陣は黒星で始まった。

 「ボールをつながせないことを第一に考えた」(福島・森山監督)。相手の守りは一貫していた。仙台のボールをさばく月野、渡辺が自由を奪われ、思うような攻めを展開できなかった。

 「人もボールも動く展開ができればよかったのだが」と月野は悔やむ。アシストはわずか11。ペイント(ゴール下)内での得点は福島の44に対して仙台は18。田中やオリバーが外から小気味いい攻めを見せ、それを内の攻撃につなげたかったが策が見いだせなかった。

 それでも第4クオーター半ばまで競り合いに持ち込んだ。「仙台には一人で30点取れるような日本人がいるわけではない」(藤田監督)。チームでの強さを極めようと、守備先行の強化策が進められてきた。相手にしつこく圧力をかける守りの良さは、垣間見えた。

 攻めのオプションが乏しい序盤戦は我慢の時期が続くかもしれないが、耐えた先に必ず光は見えてくる。「最後に笑っていられるように」。新監督の表情に暗さはなかった。
(剣持雄治)

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