東北楽天、ロッテ戦の連敗止める 岸が力投6回1失点

6回1失点で8勝目を挙げた東北楽天先発の岸(伊深剛撮影)

 東北楽天は投打がかみ合い3連勝。ロッテ戦の連敗を9で止めた。

 打線は一回、山崎剛のソロで先制し、二回は茂木の適時二塁打などで2得点。3-1の五回は辰己のソロで加点し、六、八回にも得点を重ねて突き放した。先発岸は6回1失点の好投で8勝目を挙げた。

 ロッテは4連敗。先発二木が5回4失点と精彩を欠き、打線も5安打1得点と振るわなかった。

▽勝 岸22試合8勝9敗
▽敗 二木21試合5勝6敗
▽本塁打 山崎剛2号(1)(二木)辰己10号(1)(二木)

序盤の援護点で流れに乗る

 台風一過の青空の下、「TOHOKU BLUE」のユニホーム姿の東北楽天ナインが投打に躍動した。投の主役は6回1失点の好投を見せた岸。7月に始まった悪夢のようなロッテ戦の連敗を9で止め、「自分自身もチームもすごくやられていた。勝てて本当にほっとしている」と笑顔を見せた。

 スピードが乗った直球に勝利への強い思いがにじんだ。「最初から出し切っていこうという気持ちでいた」。今季の平均球速が142キロの直球は、一回にこの日最速の147キロを計測。「ここ最近、ずっと感じはいい」。その後も140キロ台中盤の力のある球で押した。

 序盤にもらった援護点で自身も流れに乗った。捕手から返球を受けてからあまり間を空けずにテンポ良く投げ込み、アウトを重ねていった。六回は中村奨、レア-ドらが並ぶ中軸を「僕が投げる試合でほとんどない」と言う三者凡退で切り抜け、救援陣にいい形でつないだ。九回はリードする展開で初めて任された安楽が締めた。

 「選手みんなが頑張り、理想的な勝ち方だった」と石井監督。2連戦の初戦を取り、2位ロッテとのゲーム差は2・5に縮まった。3日の先発は3カ月近く勝ち星から遠ざかる田中将。大黒柱で勝ち越し、チームの勢いを加速させたい。
(佐々木智也)

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る