B2仙台、今季初勝利 ハードな守り流れ呼び込む

 3日、仙台市のゼビオアリーナ仙台などで試合があり、東地区の仙台は福島を81-70で下し、1勝1敗とした。山形は愛媛に87-77で2連勝とした。

 仙台は終盤に突き放して今季初勝利を挙げた。後半は守備が機能して30失点に抑えた。攻撃では内と外のスペースをうまく使い、神里が4本の3点シュートを決める一方で、ゴール下では沢辺の動きが光った。

仙台―福島 第3クオーター、神里が3点シュートを決め56-50とする

神里3点シュート3本沈め、チームに勢い

 前半が終わって40-40。仙台の藤田監督は「なんか相性悪いな。負けた前日と同じ雰囲気」と感じていた。どちらに転んでもおかしくない試合を、仙台がしぶとくものにした。

 福島の攻守の切り替えの速さは事前の分析で分かっていたが手を焼いた。「そこを抑えることで悪い流れを断ち切れる」(バーレル)。後半、走り負けることなく流れを呼び込み、神里が3本の3点シュートを決める。「たまたま入った」と謙遜するが、チームを勢いづける攻めの起爆剤になった。

 仙台が掲げる守備の強さはファウルを重ねる危険をはらむ。福島の20を上回る28を数え、主力の沢辺が退場となった。

 「ハードに守りつつ、相手がハーフコートに入ってからは引き気味に守ったのがうまくはまった」と神里。4点リードして残り10分。起点となる水野の動きを抑え、ゴール下ではバーレルや荒尾が挟み込んで外国籍選手を封じた。マークの受け渡しがスムーズになり、相手に簡単に打たれるシュートがほぼなくなった。

 藤田監督は選手に求めるハードワークの大切さを再認識しつつも「相手によっては愚直にやり過ぎても良くないのかな」とも漏らした。長い指導歴もB2は初めての指揮官。今季初勝利をきっかけに、チームの成熟度を高めていく。(剣持雄治)

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