タイヤ交換、ロボットで簡単に 東経連がシステム開発を支援

 東北経済連合会の事業化支援組織、東経連ビジネスセンターは5日、乗用車などのタイヤ交換を省力化するシステム開発に取り組むシンワールド(仙台市)を、新事業を開発する企業向け助成事業の新規助成先に採択したと発表した。タイヤ交換は重労働で人材確保が課題。実現すれば高齢者や女性、非熟練工の活躍も期待できるという。

 省力化するのは約15~20キロのタイヤを持ち上げ、タイヤホイール穴にハブボルトを挿入する作業。同社は東北大未来科学技術共同研究センター、レイティストシステム(仙台市)と共同で、ホイール穴と、ハブボルトの位置を合致させる画像認識ソフトを開発する。

 タイヤを上下に動かす昇降機は開発済みで、今後はガイド情報をモニターに映すことで、作業者への視覚的な支援を実現する。最終的にはタイヤ交換を自動で行うロボットの開発までこぎ着けたい考えだ。助成額は100万円で、支援期間は来年9月まで。

 シンワールドは仙台、大崎、名取の3市でタイヤ・ホイール販売店「ハンマープライス」を運営する。遠藤大樹代表取締役は「タイヤ交換の現場は重労働化と人手不足が問題となっている。数年後にはシステムの販売やリースも手掛けたい」と話す。

シンワールドが開発中のタイヤ交換ロボット

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