きらやか銀行(山形市)と日本政策金融公庫(日本公庫)山形支店が、新型コロナウイルスの影響に苦しむ山形県内の農業者の協調支援に取り組んでいる。9月には、最上町で和牛を生産する畜産会社が東京・銀座で焼き肉店を開業するのをサポートした。互いの強みを出し合い、農業者の挑戦を後押しする。
「最上牛」の名称でブランド和牛を生産する山口畜産(最上町)は9月1日、銀座に焼き肉店「Coco Nemaru(ここねまる)」を開店。風味豊かで口当たりの良い自社の牛肉を提供する。店名は「ここで食べていってね」を意味する山形弁に由来する。
山口登社長は「コロナ禍のようなピンチの時こそ逆にチャンスはあると考え、出店を決意した」と明かす。3月に路面型の好物件を取得し、店長を務める次男を中心に準備してきた。
コロナ禍により、昨年は和牛の価格が一時、1頭当たり25万円程度下落したという。減収補填(ほてん)による資金繰り支援の融資をきらやか銀から受けて難局を乗り切り、出店への道筋を付けた。日本公庫は最大180頭を飼育できる牛舎や堆肥舎の建設資金を融資した。
きらやか銀は中小企業向け経営支援のノウハウ、日本公庫は生産者の基盤強化を支えた実績というそれぞれの強みを生かしサポート。山口社長は「頑張る生産者を応援する金融機関の思いを感じた。大変な時に支えてくれたからこそ東京で勝負できた」と感謝する。
日本公庫山形支店農林水産事業の担当者は「今後も情報を共有しながら、6次化などでコロナ禍に攻めの姿勢で立ち向かう農業者を支援したい」と話す。
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