東北楽天、痛恨のサヨナラ負け(10日)

7回、同点打を許した田中将(中央)のもとに集まる東北楽天の捕手炭谷(左)ら

 東北楽天は今季3度目のサヨナラ負けで、連勝が3で止まった。

 2-2の九回、3番手西口が2死二、三塁で勝ち越し打を許した。先発田中将は7回2失点で試合をつくった。打線は二回に1死満塁から敵失と暴投で2点を先制したが、三回以降は散発2安打と振るわなかった。

 西武は救援陣が無失点でつなぎ、7番手平良が3勝目を挙げた。

西口、踏ん張れず

 東北楽天は序盤から攻め切れない展開が続き、最後は九回を託された西口がつかまった。2-2のこの回、2死二、三塁で岸にフルカウントから右前へ痛恨のサヨナラ打。あと一つのアウトが取れず、シーズン終盤で痛い1敗を喫した。

 直近2試合はリードする状況の九回は安楽が立ちはだかった。だが、前日の試合で4戦連続登板となり、石井監督は「酷使している状況の中で彼がいく選択肢はなかった」と判断。代わりに救援で好投を続けてきた西口を送り出したが、最悪の結果になった。

 打線が西武の先発渡辺の乱調につけ込めなかったのが響いた。二回は1死満塁から敵失と暴投で2点を先制。その後も2四球で2死満塁と続いた好機に浅村が中飛に倒れ、一気に畳み掛けることができなかった。

 三~七回はわずか1安打。相手の継投にかわされた。2-2の八回は1死一、三塁で茂木がセーフティースクイズを決められず勝機を逃した。石井監督は「3点目を取れていれば違う展開もあった」と唇をかんだ。

 13日からはソフトバンク戦を皮切りに8連戦。締めくくりは現在首位のオリックスとの2連戦となる。わずかに可能性が残る逆転優勝に望みをつなぐため、チームの底力が試される。
(佐々木智也)

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る