岩手1区、階氏を公認 立民岩手県連「極めて遺憾」

 立憲民主党が12日、衆院選岩手1区で現職階猛氏(55)の公認を決めたことに関し、新人のフリーアナウンサー佐野利恵氏(31)の公認を求めていた同党岩手県連は「極めて遺憾だ」と反発を強めた。

 1区の公認問題を巡り、県連代表の小沢一郎衆院議員(岩手3区)は同日午前、枝野幸男党代表らと会談。県連が階氏と政治資金を巡って係争中であることを踏まえ、佐野氏を公認するよう再考を迫った。

 公認発表後、県連副代表の木戸口英司参院議員は「機関決定に基づく県連の考えを再三にわたり党本部に伝えてきたが、我々の主張が一切採用されなかった」との談話を出した。

 ただ、佐野氏擁立の手順を巡り、県連内で不満もくすぶっている。県連が擁立を発表したのは8月14日で、公認申請を決めたのは翌15日の常任幹事会だった。

 この経緯を踏まえ、常任幹事の1人は「執行部が密室で決めた上、拍手での承認だった。応じない幹事もおり、全会一致とするのは無理筋で、階氏を落選させたいだけのように見える」と訴える。別の常任幹事は「党を壊す結果にならないか心配だ」と口にした。

 階氏は「予定通り公認していただいたことに感謝する。有権者に選択肢を示す活動をし、間近に迫った総選挙での勝利を目指す」とのコメントを出した。

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