衆院選が19日公示され、宮城県内は14日告示の知事選とのダブル選挙戦に突入した。公選法の規定で知事選告示後、政治活動が制約されていた衆院選の各陣営は「解禁」とともに街へ繰り出し、知事選候補者と訴えの二重奏を響かせた。
知事選で無所属現職の村井嘉浩候補(61)は、仙台市中心部であった衆院宮城1区の自民党前議員の第一声に駆け付けた。会場では前議員とグータッチを繰り返して「共闘」を演出。支持者が重なる自民の元国会議員や地方議員とも言葉を交わし、結束を確かめた。
応援演説で「私は今、人の応援をしている場合ではないんです」と聴衆の笑いを誘いつつ、「(前議員が)どうしても心配。仙台市民、宮城県民のため、投票用紙には名前を書いてほしい」と訴えた。
演説内容も連動する。「大都市がある16都道府県で新型コロナウイルス患者の死亡率が最も低いのが宮城」。村井候補は自身の遊説の「鉄板ネタ」を披露し、前議員が県のワクチン確保で政府とのパイプ役を果たしたとして「大きな功績だった」と持ち上げた。
候補者同士の関係を知らない有権者もおり、通りすがりに演説を聞いた青葉区の主婦木村明子さん(76)は「前議員の選挙なのに、村井さんがマイクを握っているのが気になった」という。「誰がどんな政策を訴えているのか混同してしまう。投票日までには頭を整理して、誰に投票するか決めたい」と話した。
村井候補と一騎打ちの戦いを続ける元石巻市包括ケアセンター長で医師の無所属新人長純一候補(55)は塩釜市に赴き、自主的支援を受ける共産党が衆院宮城4区に擁立した新人の第一声に同席した。党の支持者から「出てくれてありがとう」と歓迎され、腕を付き合わせて連携を強調した。
政党に推薦や支持を求めていない長候補は、演説で共産新人に直接は触れず「衆院選でも少子化や女性(活躍)の問題が最重要課題と、与野党問わず言っている。宮城でワーストの数字を並べた村井知事にあと4年も任せられない」と訴え、会場を後にした。
立憲民主党などの野党系県議16人が長氏を支援するが、衆院選の公示で「二正面作戦」となり、活動の分散が避けられない。陣営関係者は「衆院選に埋没する面もあるが、同日選で選挙全体への関心がおのずと高まることはプラスに捉えたい」と前を向く。
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