小選挙区序盤情勢 宮城1、2区自・立競り合う 3、5区新人追い上げ

 31日投開票の衆院選で、河北新報社は20日、共同通信社による電話調査に基づき、本社取材網の分析を加味して宮城1~6区の序盤情勢を探った。1、2区は自民党候補と立憲民主党候補が競り合い、3、5区は前議員を新人が追い上げる展開。4、6区は自民候補がリードする。調査時点で有権者の2、3割が投票先を決めておらず、終盤に向けて情勢が変わる可能性がある。(敬称略)

1区

 自民の土井と立民の岡本が競り合い、維新の春藤が追う展開となっている。

 土井は自民支持層の6割強、公明支持層の7割強をまとめたが、無党派層の支持が伸びていない。30~50代の支持が比較的安定し、仙台市太白区でやや優勢。

 岡本は立民支持層の9割、共産支持層の6割強を固め、無党派層の3割弱に浸透。60代以上の支持が厚い。青葉、太白両区で均等に支持を集める。

 春藤は維新支持層の5割弱に加え、国民支持層の2割強を取り込む。

 無所属の大草は厳しい戦い。

2区

 小差となった前回と同様、立民の鎌田と自民の秋葉が激しく競る。

 鎌田は立民支持層の9割、共闘する共産支持層の9割弱を固め、無党派層の4割弱も取り込む。60代、70代以上から5割の支持を集めるが、20~40代では広がりを欠く。地盤の泉区でやや先行する。

 秋葉は自民支持層の7割弱をまとめたが、推薦を受ける公明支持層の浸透は5割弱、無党派層では2割にとどまる。20代以下と30~40代の支持が厚く、50代では鎌田と拮抗(きっこう)。宮城野区でやや上回る。

 N党の林は独自の戦い。

3区

 自民の西村を立民の大野が追い上げている。

 西村は自民、公明両支持層のそれぞれ7割を固めた。年代別では40、50代などでリードする。大野は立民支持層の8割、共産支持層の8割強をまとめた。60、70代以上の支持が厚い。無所属の浅田は厳しい戦い。

4区 前議員が優位

 自民の伊藤が優位に立ち、共産の舩山が追う。維新の早坂は浸透に懸命。

 伊藤は自民、公明支持層の7割に浸透し、全世代でリードする。舩山は共産支持層の9割を固め、立民支持層の6割弱も取り込む。早坂は維新支持層の6割強をまとめた。

5区

 立民の安住を自民の森下が懸命に追い上げている。

 安住は立民支持層の7割を固め、共闘する共産支持層の6割超を取り込む。無党派層にも浸透する。森下は自民支持層の6割、公明支持層の7割をまとめた。40、50代を中心に一定の支持がある。

6区 前議員が盤石

 自民の小野寺が厚い支持基盤を生かし大幅リード。共産の内藤は浸透に懸命。

 小野寺は自民、公明両支持層の9割に浸透し、無党派層も5割を固めて強みを発揮する。内藤は共産支持層の7割をまとめるが、共闘する立民支持層の取り込みは4割強にとどまる。

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