宮城1区に4人、初日の訴え 衆院選

 衆院選(31日投開票)は19日に公示され、東北の23小選挙区で有数の有権者数を抱える宮城1区には東北の小選挙区で最多の4人が立候補した。各候補の初日の訴えを紹介する。(上から届け出順)

「過度な規制緩和転換」 岡本章子氏(立民)

岡本 章子(おかもと・あきこ)57歳 立民・前・1期 岩沼市出身。東北大教育学部卒。NTT社員を経て1999年から仙台市議を連続5期。2017年衆院選で宮城1区から出馬、比例東北で初当選。同年旧立憲民主党県連代表、21年5月から立民県連代表代行。

 この4年で格差と分断が広がり、新型コロナでさらに拡大した。総理が代わっても、状況は何も変わっていない。命、子ども、暮らしを守りたい。コロナで疲弊した生活、経済を回復させていく意味で、消費税を5%に下げ、地域でお金が動きやすくする仕組みをつくる。安倍政権から続く過度な規制緩和、自己責任の価値観を大きく転換していく。

「教育無償化へ改革を」 春藤沙弥香氏(維新)

春藤 沙弥香(しゅんどう・さやか)40歳 維新・新  五所川原市出身。弘前大人文学部卒。福祉マネジメント会社勤務を経て、9月から日本維新の会宮城1区総支部長。祖父は青森県旧柏村(現つがる市)の成田洋一・元村議会議長。

 コロナ下で多くの人々が経済的にも精神的にも大変な思いをしている。子どもの7人に1人が貧困にさらされ、現政権では必要なところに必要な支援が行き届いていない。感染、経済、貧困の対策や未来を担う子どもたちの教育全面無償化に向け、改革が必要だ。アフターコロナの新しい時代に政治家や政党のためではなく、民意が反映される政治を実現する。

「批判を信頼に変える」 土井亨氏(自民)

土井 亨(どい・とおる)63歳 自民・前・4期 富谷市出身。東北学院大法学部卒。1993年から県議を連続3期務め、2005年に宮城1区で初当選。08~09年党県連会長。国土交通政務官、同副大臣、復興副大臣、衆院国土交通委員長などを歴任。

 新型コロナウイルス対策を巡り、自民は多くの批判を受けた。批判を信頼に変えることが政権党の責任であり、そのための結果を必ず出す。公明と連立を組んで22年、しっかりと、この国のための責任を果たしてきた。野党は野合で政権交代と叫ぶが、その先、どういう日本をつくるのかは抽象論だ。具体的にこの国に責任を持つために、勝たなければならない。

「科学技術 足元を強化」 大草芳江氏(無所属)

大草 芳江(おおくさ・よしえ)39歳 無所属・新 富谷市出身。東北大理学部卒。2005年に起業。07年にNPO法人「ナチュラルサイエンス」を設立し、理事に就任。19年に仙台市議選の青葉選挙区、県議選の青葉選挙区に立候補したが、落選。

 日本の国際競争力や研究開発力の著しい低下は、知的好奇心や創造性を育む教育の脆弱(ぜいじゃく)さが原因と言われている。科学技術立国の日本が新しいものを生み出せなくなれば、立ち行かなくなるのではないか。真に国を豊かにするには、土地に根差した資源で人を育て、産業を育み、まずはその土地で循環することが不可欠だ。科学技術の「地産地消」を実現したい。

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