「私は、選挙スルーしません」 学生が投票率向上の啓発方法探る

 私は、選挙スルーしません-。31日投開票の衆院選と宮城県知事選を前に、宮城県内の大学生が集まり、若者の投票率向上に向けた啓発方法を考えた。ツイッターなどで投票を呼び掛ける情報発信に努めることを申し合わせた。

スマホを使って候補者の公約を調べるなどして、選挙の啓発方法を考える学生

 全国の大学生で組織し、大学生の議員インターンシップ(就業体験)運営するNPO法人「ドットジェイピー」(東京)の宮城支部が23日、研修会を仙台市青葉区の市中央市民センターで開き、学生19人が参加した。

 「選挙浸透アジェンダ(行動計画)」をテーマとしたグループワークを行い、スマートフォンで各候補者の公約を調べた。二つの選挙の争点や政治家に求められる資質などについて意見を出し合った。

 若者の投票率が低い現状については「友人の間では投票所に行くのが面倒という声が多く、オンライン投票を本格検討すべきだ」「若者のテレビ離れが進み、政治の情報が遠ざかっている」「政治家のイメージが良くない」などの声が上がった。

 約1時間半の議論後、投票日までに支部のツイッターや写真共有アプリ「インスタグラム」で選挙に関する情報発信を強化することにした。参加者の中には政治家の個人事務所で手伝いをする学生も多く、そうした経験を伝えることも確認した。

 東北学院大2年の菅原豪起さん(19)は「政治に関心のある人だけの意見に、政策が偏ってしまうのはよくない」と話した。支部副代表の同大2年平間美咲さん(20)は「選挙カーがうるさいとかネガティブなイメージばかり持たず、自分たちの望む将来のために、1票を投じてほしい」と述べた。

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