東北の23小選挙区 自民2減の16、立民は7

 31日に投開票が行われた衆院選で東北6県の23小選挙区は、公明党と連立政権を組む自民党が16議席、野党共闘による候補者一本化で対抗した立憲民主党は7議席を確保した。自民は秋田2区で元法相が、立民は岩手3区で18選を狙った前議員がそれぞれ敗北。自民は前回(2017年)積み上げた18勝に及ばなかった。

 全23選挙区に候補者を擁立した自民は、選挙戦序盤から勢いを保った青森、山形の各3選挙区で全勝。岩手3区で4度目の直接対決となった前議員が競り勝ち、2区では現職閣僚が10選を果たした。宮城で4議席、秋田で2議席を獲得。福島2区で元厚労相、5区で元復興相が議席を守った。

 立民は17人を立て、野党間の候補者調整によって10選挙区で自民との一騎打ちとなった。政権批判票を取り込み、秋田2区で元法相との激戦を制したほか岩手で1議席、宮城で2議席を得た。福島では、1区で前議員が3度目の対決となった自民前議員に競り勝つなど3議席を確保した。

 共産党は選挙協力を重視し、候補者数を前回17人から8人に絞り込んだ。福島5区など3選挙区で自民と一対一の構図に持ち込んだが、いずれもはね返された。

 宮城1、4区に候補者を立てた日本維新の会は、厳しい戦いを強いられた一方、比例票を掘り起こし、1議席を視野に入れる。

 国民民主党は山形2区に擁立。野党統一候補として自民と激突したが、議席には届かなかった。

 選挙区に候補者を立てなかった公明党は、比例で1議席を確保した。前々回(14年)以来の2議席は微妙な情勢だ。

 「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の議席獲得は厳しい。

 比例代表東北ブロック(定数13)も開票作業が進んだ。各党が確保した議席は自民6、立民3、公明1、共産1。

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