31日投開票の衆院選で、宮城3~6区で勝利を果たした4氏は喜びを爆発させた。
3区
3区は自民前議員の西村明宏さん(61)が6選を決めた。午後8時、名取市の事務所に当選確実の一報が伝わると、集まった支持者から大きな拍手が沸き起こった。西村さんは「皆さんの力添えで何とか勝ち抜くことができた」と感謝した。
共産が候補擁立を見送ったため事実上の与野党一騎打ちとなり、「厳しい選挙戦だった」と西村さん。野党共闘態勢を築いた立民候補の追い上げに対し、県南部の首長や与党系の地方議員を総動員し、支持基盤の引き締めに躍起となった。
選挙戦では常磐道の全線開通や国道4号の拡幅などインフラ整備の実績を強調。比例代表が主戦場の公明とも連携を密にし、自公政権の継続による「安定した政治」の必要性を訴えた。
支持者とグータッチをして喜び合った西村さんは「これからも感動と満足を届ける政治を実現したい」と決意を新たにした。
4区
「自民党の政調会長代理として、新型コロナ対策や1次産業の振興などに地域の願いを反映させる」。4区で7選を果たした自民前議員の伊藤信太郎さん(68)は午後8時すぎ、塩釜市の事務所で決意を述べた。
父で元衆院議長・故宗一郎氏からの地盤。コロナ禍で個人演説会を開かず、地元を知る党支部役員の先導を受け、選挙カーで地域を細かく回る戦法に徹した。
序盤から優勢が伝えられる中、人口が増えている富谷市に12日間で計8回入るなど無党派層対策も講じた。選挙区の首長からも車への同乗や街頭演説への顔見せで支援を受け「日に日に手応えが増した」と語る。
選挙で活動の様子を編集した動画のネット配信を初導入した。「コロナ禍で会える人が限られ、広く政策を訴えるにはネットの活用しかなかった。今までと違う手探りの選挙運動だった」と振り返った。
5区
5区は立民前議員の安住淳さん(59)が9選を果たした。石巻市のホテルで支持者らと喜びを分かち合い「新型コロナウイルス禍で制約を受けた選挙戦を皆さんに支えていただいた」と感謝を述べた。
党国対委員長として52候補の応援で全国を駆け回り、選挙区に入ったのは4日間だけ。限られた日程で地域を巡り、衆院議員25年の実績を強調し、自民新人を振り切った。
安住さんは「東日本大震災から10年がたち、幸せを実感してもらうためにやるべきことがある。新たな気持ちで臨む」と語った。
6区
6区は自民前議員の小野寺五典さん(61)が貫禄の戦いぶりで8選を決めた。
午後8時すぎ、気仙沼市の会場で東日本大震災後初めて万歳をして支持者と勝利を喜び合った。「新型コロナで農水産業は苦しく、震災復旧も大きな課題。地元のためしっかり働くことを誓う」と意気込んだ。
知名度が高く、長年の実績も評価された。防衛相在任中で北朝鮮情勢対応に追われた前回(2017年)から一転、「今は地元のために仕事がしたい」と選挙区をくまなく巡った。
「全国トップだった前回得票率(85%)に劣らぬ勝ち方を」と気仙沼、登米、栗原、大崎各市の後援会組織がフル稼働。足場をがっちり固め、共産党候補に付け入る隙を与えなかった。
米価下落に苦しむ内陸部の米どころでは、自身が主導した党の米価安定策を強調。「農水族」を印象づける戦略も奏功した。
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