立民
3区で敗れた立憲民主党新人大野園子さん(33)は名取市の事務所で「1年も宮城に住んでいない中、多くの人に支えてもらって感謝している」と頭を下げた。
昨年11月に党の公募で3区での立候補が決まった。東京出身で地縁や血縁はなく、ゼロからのスタートとなった。ポスター張りや街頭活動を通して知名度向上に努めた。
「アベノミクスは格差を拡大させた」と与党批判を展開。20日には枝野幸男代表も応援に入り、重点区に指定された。
野党共闘の効果は限定的で、共産を忌避する連合宮城など支持団体の表立った動きは見られず、十分な態勢を構築できなかった。街頭活動でも立ち止まる人は少なく、無党派層に浸透しきれなかった。
陣営幹部は「若さを武器に挑んだが、1年弱の活動では厳しかった」とうなだれた。
維新
日本維新の会は選挙区で議席を獲得できなかった。
1区の春藤沙弥香さん(40)は仙台市青葉区の事務所で「生活者の声を国政に届けたかった」と肩を落としたが、立候補の決断には「思いは間違ってなかった」と前向きに捉えた。
子どもの貧困支援活動の経験を基に、教育無償化や消費税減税を訴えた。出馬表明は公示2週間前の10月5日と出遅れ、自民党と立憲民主党の前議員2人の争いに埋没した。
4区の早坂敦さん(50)は富谷市で「政策が十分に浸透しなかった。組織に負けた」と唇をかんだ。
9月下旬に立候補を表明。十分な準備が整わないまま選挙戦に臨み、組織に頼らない運動を展開。第三極としての党の存在を前面に出し「しがらみのない政治を実現する」「宮城から改革、維新を起こす」と支持を呼び掛けたが、自民前議員の牙城を崩せなかった。
共産
共産党の新人2人は自民党前議員の壁にはね返された。「多くの方々に支援をいただいたが、私の力不足だった」。4区の舩山由美さん(53)は支持者が集まった塩釜市の事務所で敗戦の弁を述べた。
当初は比例代表東北ブロック単独で立候補する予定だったが、8月に小選挙区との重複が決まった。県内の党の顔として駆け回った選挙戦。「無党派層への支持拡大を目指したが、届かなかった」と振り返った。
6区の内藤隆司さん(63)は大崎市で「政権交代を願う支持層の広がりを感じ、手応えはあった」と悔しさをにじませた。
6区初の野党統一候補として反自民票の結集を図ったが、8選された前議員に大きく引き離された。「野党共闘を実現させたのが公示直前になった」と敗因を挙げ、「日常的に共闘を進める第一歩にしなければならない」と前を向いた。
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