仙台市選管で開票トラブル 衆院選の最終、午前8時半に

 10月31日に投開票された衆院選宮城1区で、仙台市青葉区の最終得票数が発表されたのは、予定より約7時間遅れた11月1日午前8時半ごろとなった。太白区の宮城1区分も約3時間半ずれ込み、午前5時ごろに発表された。いずれも投票総数と投票者数が一致せず、再集計するなど確認作業に手間取ったという。

 青葉区選管によると、1日午前3時ごろ、同区開票所の仙台国際センターで、投票総数が投票者数を17票上回っていることが判明。集計済みの投票用紙と、各投票所から送られた残票を再集計し、1カ所の投票所の残票が22票多いことが分かった。うち5票を不受理や持ち帰り票と判断した。

 投票所で投票用紙の総数から自動交付機で有権者に渡した数を差し引き、残票を計算する時点で数え間違えたとみられる。残票は開票所でも数を確かめるが、ここでも当初見落とした。

 太白区の開票所では午前0時ごろ、投票総数が1票多いことが分かり、全ての票や残票、投票所入場券を照らし合わせた。区選管によると、原因は不明。市選管に判断を仰ぎ、午前5時ごろ1票多い状態のまま投票総数を確定した。

 太白区選管事務局の担当者は「このような事態になってしまい、大変申し訳ない。原因は現時点で分からない。基本的な開票作業の事務を確認していくしかない」と反省しきりだった。

票の確認作業をする太白区選管職員ら=1日午前3時5分ごろ、仙台市太白区の東北工大長町キャンパス体育館

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