河北抄(11/5):日曜のたそがれ時、ラジオの内容にざわっ…

 日曜のたそがれ時、ラジオの内容にざわっとした。「頼むから、ここは聞き流して-」と家人の様子をうかがったら、いわくありげな目を向けてきた。

 新型コロナウイルス下の小遣いの話題だった。在宅ワークの日もあり、飲み代やランチ代が要らなくなったことを理由に、ご亭主方の小遣いが今年も減少していると、ある調査結果を紹介していた。

 ガソリンの急騰も耳の痛い話だ。経済活動の再開に伴い、世界で原油の需要が急増しているにもかかわらず、供給が不十分なためだ。レギュラーは宮城県で1リットル当たり160円を突破し、灯油はポリタンク一つで1800円以上もする。

 ガソリンは東日本大震災前も160円を超えた。政府は「トリガー条項」なる緊急措置を発動し、ガソリン税を下げた。25円安くなったが、震災復興の財源確保のため、1年しか続かなかった。

 今の価格はトリガー条項の対象になる高値だが、電気や食品も値上がりし、コロナ対応に巨額の税金が必要なご時世では間が悪い。170円、180円と上がってしまうのか。ざわっとする。

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