衆院選で事実上の一騎打ちとなった東北の7激戦区は立憲民主党4勝、自民党3勝と伯仲した。立民は共産党、れいわ新選組、社民党と共通政策を結んで野党共闘で挑み、自民は連立政権を組む公明党の推薦を得て臨んだ。小選挙区と比例代表の得票を比べると、立民は全候補が野党4党の比例代表の票を上回り、共闘が奏功。無党派層の取り込みが当落を左右した。
自民と公明、野党4党の比例代表東北ブロックと選挙区での得票を比べた「共闘達成率」に関し、次点の惜敗率が90%を超えた7選挙区の与野党候補の結果はグラフの通り。選挙区で敗北した候補も、全員が比例で復活当選した。
達成率が立民で最も高かったのは、秋田2区で当選した緑川貴士氏。野党4党の比例票の1・6倍を獲得した計算になり、無党派層や他党支持層にも浸透したことがうかがえる。
一方、自民の金田勝年氏は87・3%にとどまった。7選挙区の自民候補で唯一、100%を下回り、支持基盤を固めきれなかった。
選挙区で勝ち上がった立民の4人は127%以上。無党派層にも支持を広げた形だが、従来から指摘される風頼みの選挙戦だったとも言えそうだ。
自民は岩手3区で当選した藤原崇氏が129・2%で最も高く、4度目の対決で初めて立民の小沢一郎氏に競り勝った。小沢氏の達成率も100%を超えたものの、7選挙区の立民候補で最も低かった。
自民で100~105%の5人は2勝3敗だった。立民候補より地力には勝るが、無党派層への浸透に課題を残す結果となった。
宮城1区では、日本維新の会新人も立候補した。選挙区での得票率は9・8%、比例は12・8%で、自民と立民両候補の勝敗に影響したとみられる。
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