小深田、来季の定位置奪還誓う 秋季練習で攻守に底上げへ

ロングティーでバットを振り込む小深田=17日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の小深田が来季の定位置奪還に燃えている。新人だった昨季途中から正遊撃手の座をつかみ、今季も開幕から先発出場を続けたが、シーズン終盤に同学年の山崎剛にポジションを明け渡した。「レギュラーを取れるようにやっていく」と巻き返しを誓う。

 18日に楽天生命パーク宮城(仙台市)であった秋季練習。全体メニューが終わった後も内野ノックでボールを追い続けた。前日も居残って打撃強化に取り組んだ。「今年の成績には納得していない。打つ、守る、走る、全てが去年に比べて全然(駄目)だった」。悔しさが体を突き動かす。

 今季は打率が2割4分8厘で出塁率は3割2分8厘。ともに昨季と比べて4分ほど落とした。「きれいに打とうとし過ぎた」と自己分析。スイングに狂いが生じ「甘い球を一発で捉えられなかった」と振り返る。

 守備ではパ・リーグの遊撃部門で2番目に多い12失策を記録した。大半が一塁への悪送球だ。昨オフ、守備の名手藤田(今季限りで戦力外)と自主トレーニングを共にするなどしてスローイングの改善に取り組んだが、すぐには実を結ばなかった。「強い球を投げることを意識しながら、胸に投げる正確さも求めていく」と模索は続く。

 自身初のクライマックスシリーズ(CS)は代打での1打席にとどまった。2試合とも先発で大舞台を踏んだのが山崎剛。「負けたくないという気持ちはある」と闘争心をのぞかせる。

 石井監督からは山崎剛と共に秋季練習の強化指定選手に指名された。来季を見据えたポジション争いが、既に熱を帯びている。
(斎藤雄一)

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