早川、大幅増3600万円 4選手契約更改、津留崎は150万円減

大幅アップで来季契約を結んだ早川(楽天野球団提供)

 東北楽天は21日、仙台市の球団事務所で、早川隆久投手、高田孝一投手、津留崎大成投手、田中貴也捕手の4選手と来季契約を結んだ。

 新人の早川は24試合に登板して9勝7敗、防御率3・86の成績を残し、2000万円増の3600万円で更改した。早川と同期入団の高田孝は50万円減の1050万円でサインした。3試合登板で勝ち負けは付かず、防御率1・35だった。「初登板で初先発をさせてもらったが、危険球で退場してしまった。課題をつぶし、来年以降は一年間投げ抜けるようにしたい」と飛躍を誓った。

 津留崎は150万円減の1050万円。2年目の今季は11試合で防御率5・06と振るわなかった。

 田中貴は150万円増の800万円で更改した。31試合に出場し、打率2割6分3厘、2本塁打、3打点。1軍でシーズンの多くを過ごしたことを収穫に挙げ「この経験を来年に生かせるようにしたい。一試合でも多く出場してチームに貢献する」と意気込んだ。

左腕で球団最多タイの9勝「来季は以上の活躍」

 新人早川は開幕から先発陣の一角を担い、球団の左腕で歴代最多タイの9勝を挙げた。2000万円アップに「自分が思っていたより、いい評価をしていただいた。来季はこれ以上の活躍ができるように鍛錬したい」と力を込めた。

 印象に残った試合は、初登板となった3月28日の日本ハム戦(楽天生命パーク宮城)。6回4安打無失点、8奪三振の快投で初勝利を挙げ、鮮烈なデビューを飾った。「ファンの温かい声援が自分の背中を後押ししてくれた」。プロの世界を実感した瞬間でもあった。

 2桁勝利には、あと一歩届かなかった。9月22日の西武戦(メットライフドーム)で王手をかけたが、その後に先発した4試合で勝ち星をつかめなかった。9勝目を挙げてから重圧を感じたといい、「15勝とかその先を目標とした上で、10勝は通過点というふうになって目指していければいい」と語る。

 先発として五、六回の中盤を乗り切れない試合があった。「勝ち投手の権利を毎試合取れるような投球をするため、球数を減らすことや三振を奪う変化球の技術を磨いていきたい」。背番号21は2年目の来季へ、鋭いまなざしを向けた。
(佐々木智也)

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