東北楽天、リーグV消えた 早川5失点7敗目

5回、オリックスに逆転を許し、降板する東北楽天先発の早川

 東北楽天は逆転負けで3連敗。リーグ優勝の可能性が消滅した。

 先発早川は五回途中5失点で7敗目。二回にT-岡の先制ソロを浴び、2-1の五回は宗の2点三塁打などで4点を失った。打線は三回に浅村の16号ソロで追い付き、五回に太田の4号ソロで一時勝ち越した。七回は島内の内野ゴロで追い上げたが、11残塁と効率の悪さが響いた。

 オリックスは救援4投手がつないで逃げ切り、首位に再浮上した。

▽勝 田嶋24試合8勝8敗
▽S 平野佳45試合1勝3敗28S
▽敗 早川23試合9勝7敗
▽本塁打 T―岡田17号(1)(早川)浅村16号(1)(田嶋)太田4号(1)(田嶋)

早川、5回2死から突如乱れる 「投げ急いでしまった」

 東北楽天がつないできたリーグ優勝の望みは、138試合目で絶たれた。

 先発早川が勝利投手の権利を手にする目前で突如、崩れた。T-岡田のソロによる1点に抑えていた2-1の五回2死無走者から、安達に四球を与えて流れが変わる。二盗を決められると、下位打線の紅林、若月に連続で長短の適時打を浴び、あっさりと試合をひっくり返された。

 2人とも2球で追い込んだ後、投手有利のカウントから打たれた。「投げ急いでしまった」と早川。石井監督は車に例えて「快適に走っていたが、いきなり穴が空いたように、ガソリンがボンとなくなった」と急変ぶりを表現する。修正は利かず、さらに二盗と四球、2点三塁打でこの回計4点を失い、降板した。

 ルーキーは球団の左腕で初めての2桁勝利に王手をかけながら、足踏みが4試合続く。日程的にレギュラーシーズン中の登板はまだあるのか。指揮官は「(雨天)中止などもあるかもしれないので、まだ分からない」と明言はしなかった。

 チームも勝負どころと位置付けたこの8連戦は連勝が一つもなく、波に全く乗れていない。「とにかく目の前の試合を勝つしかない」と石井監督。2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を、早く確定させなければならない。(斎藤雄一)

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