(126)わがままな腿を鎮める膝毛布/成田 一子(1970年~)
膝掛けは何とも心休まるアイテム。寒いと貧乏ゆすりとも寒さによる震えともつかず、腿(もも)が言うことを聞かなくなるようなことがある。それを毛布で鎮めてゆくという気付きが新しい。「鎮める」だから、自分の…
関連リンク
- ・(125)畳屋の肘が働く秋日和/草間 時彦(1920~2003年)
- ・(124)兎抱く艱難辛苦先のこと/高柳 克弘(1980年~)
- ・(123)すぐそこと傘を断る小夜時雨/西山 睦(1946年~)
- ・(122)霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び/加藤 楸邨(1905~1993年)
- ・(121)またひとつ星の見えくる湯ざめかな/日下野 由季(1977年~)