河北抄(11/27):仙台駅前にあった映画館「仙台東宝」のこと…

 仙台駅前にあった映画館「仙台東宝」のことを先日の朝刊「河北春秋」で書いた。迫力があったスクリーンは最大で縦7・2メートル、横16・3メートル。ツイッターなどで懐かしむ声を頂いた。

 同世代らしい。「東宝から日乃出へと映画館をハシゴしました」。仙台東宝のはす向かいにあった日乃出会館には「日乃出劇場」「日乃出スカラ座」など映画館が四つも。子ども時代はゴジラ映画をメインにした数本立ての『東宝チャンピオンまつり』が一大イベントだった。

 何人かの方からは「東宝のスクリーンの大きさをよく知っていたね」の声。当欄の筆者が駆け出しの頃、夕刊に週1回「仙台なんでも一番」という連載があり、そこに載せるため取材したのだった。支配人さんが銀幕のことを詳しく説明してくれた。過去の上映作品を振り返り「タイトルを聞くと、そのときの時代背景を思い出しますね」と語っていた。

 仙台東宝は新しいビルになり、日乃出会館跡はいま駐車場。あの辺を歩く。にぎやかさはなく寂しい。それでも楽しかった映画の思い出は浮かんでくる。

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