東北電、東北電ネット、NTT東が連携協定 業務の効率化図る

 東北電力と東北電力ネットワーク、NTT東日本は26日、業務効率化や災害対応力向上のための連携協定を締結した。インフラ設備の建設、保全など共通分野でデジタル化を進め、ノウハウや情報を共有してサービス品質を高める。電力会社と通信事業者が包括的な協定を結ぶのは全国初。

 協定に基づく業務効率化の一環で、東北電ネットとNTT東日本は道路工事などの際の地下埋設物調査や工事立ち会いの受け付けをウェブ窓口に一本化する。従来は工事会社が各インフラ事業者に個別にファクスなどで申請していたが、NTT東日本が昨年6月にウェブ窓口を設けていた。

 地震などで被災した電柱などの情報も現場レベルで共有する。東北電ネットの担当者は「これまではNTT側の設備の問題だと分かると、客に『まずNTTに連絡して』と言っていた。今後はそんな手間を掛けなくて済む」と語った。

 東北電の樋口康二郎社長、東北電ネットの坂本光弘社長、NTT東日本の滝沢正宏執行役員が仙台市で記者会見し、「それぞれの強みを生かしてインフラ事業を効率化する」(樋口社長)などと説明した。

協定書を掲げる(左から)坂本東北電ネット社長、樋口東北電社長、滝沢NTT東日本執行役員

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