ベガルタ、アウェーで2発

福岡―仙台 後半19分、仙台・気田(右)がこの試合2点目のゴールを決め、富樫と喜び合う(山本武志撮影)

 第37節(27日・ベスト電器スタジアムほか=10試合)既に降格が決まった仙台は福岡と点を奪い合って2-2で引き分けた。17位の徳島は湘南を1-0で破って2連勝し、勝ち点36で湘南と並んだ。浦和に1-0で勝った清水も2連勝で同39。J2に降格する残り1チームは最終節に決まる。

 仙台は一時逆転しながらリードを守り切れず、引き分けた。攻撃はフェリペカルドーゾと富樫の2トップが前線でボールを収め、2列目の飛び出しが効果的に機能。0-1の後半4分と19分、いずれも右CKから気田が得点して勝ち越したが、42分に追い付かれた。

指揮官交代後の初戦、覇気見せる

 仙台は指揮官交代後の初戦となるアウェーで福岡から2点を奪い、引き分けた。最終盤に追い付かれて今季初の逆転勝利とはならなかったが、ゴールに向かう意欲は十分に示せた。

 久々に先発出場の機会を得た選手が、健在ぶりをアピールした。フェリペカルドーゾは前線で起点となり、高さも生かして2アシスト。「ミスした後も切り替えて、何回もトライできた」と語った。平岡は相手の攻撃をはね返し、CKからゴールも狙った。

 1-1の後半19分、勝ち越し弾を決めたのは、けが明けで11戦ぶり先発の気田。フェリペカルドーゾがそらしたボールを右足で蹴り込んだ。頭で押し込んだ同4分の同点弾と全く同じパターン。「予測通りの所に来た。しっかりと準備してきたことができて良かった」と振り返った。

 1点を追う後半は相手サイドバックの裏を狙った。つなぐ段階でのミスが多く、リードを許した前半からの方針転換。積極的に攻めて得点につながるCKを得た。原崎暫定監督は「後半はよくゴールに向かってくれた」とねぎらった。

 前節でJ2降格が決まり、手倉森前監督も退任した。クラブにとって大きな分岐点となった今季も残り1試合。フェリペカルドーゾは「自分たちがピッチで全てをささげている姿を見せることが大事」と語った。
(射浜大輔)

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