(131)降る雪やここに酒売る灯をかかげ/鈴木 真砂女(1906~2003年)
真砂女は<羅(うすもの)や人悲します恋をして>などの句で、情熱的で波乱の人生を歩んだ人として知られる。50歳を過ぎてから銀座の路地に小料理屋「卯波」を開き、90歳を超えても店に立った。私も縁があり何…
関連リンク
- ・(130)道が野にひらけて兎いま光/神野 紗希(1983年~)
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- ・(126)わがままな腿を鎮める膝毛布/成田 一子(1970年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。