ワクチン入りの餌、山林に埋設 イノシシの豚熱対策で宮城県

豚熱対策の経口ワクチンを埋設する関係者=七ケ宿町

 宮城県は29日、豚熱(CSF)対策を強化するため、野生イノシシに対する経口ワクチンの埋設を始めた。ウイルスが野生イノシシを介して養豚場周辺に拡散するリスクを低減させるのが狙い。12月28日までの1カ月間、県南を中心とした8市町の計80地点に1600個を仕掛ける。

 初日の29日は七ケ宿町の山林など9カ所で、地元の有害鳥獣駆除隊のメンバーら13人が作業に当たった。医療用ガウンや靴底カバーを身に着け、スコップで穴を掘るなどしてドイツ製ワクチンが入ったビスケット状の餌を180個埋めた。

 他の7市町は仙台、白石、角田、蔵王、村田、川崎、丸森。県内では29日現在、野生イノシシ計65頭の豚熱感染が確認されているが、養豚場での感染はない。

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