サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台は3日、暫定的に指揮を執る原崎政人監督(47)=青森県藤崎町出身=が来季も監督を務めると発表した。
仙台は11月20日の湘南戦に敗れて来季のJ2降格が決まり、成績不振の責任を取って手倉森誠氏(54)=同県五戸町出身=が監督を退任。ヘッドコーチだった原崎氏が昇格し、27日の福岡戦から監督を務める。
原崎氏はクラブを通じ「J2降格をしっかりと受け止め、自分たちの責任は必ず自分たちで取り返すという思いを持って来シーズンを戦う」とコメントした。
原崎氏は2004年、仙台に選手として在籍。12年から6季にわたり、トップチームコーチやユース監督などを歴任した。J2大宮と長崎を経て今季、仙台のヘッドコーチに就任した。
今季残り2試合から暫定的に指揮を執っている原崎監督が、来季もチームを率いることが決まった。クラブはJ2降格の決まった今季の成績不振の一因に、編成の出遅れを挙げており、来季に向けて監督人事を急いだとみられる。
仙台は、2014年途中から19年まで渡辺晋氏が監督を務めて以降、2年連続で監督が変わった。監督交代を繰り返せば、戦術の継続性に不安を残し、選手獲得にも悪影響を及ぼす。資金面で大型補強する余裕はなく、育成強化など身の丈に合った「フットボールフィロソフィー(哲学)」の確立が求められている。
原崎監督は今季、ヘッドコーチとして手倉森前監督を支えた。チームや選手の特長を理解していることはプラスだ。初陣となった前節福岡戦では、積極的に得点を狙うサッカーを示した。強化サポートに回った手倉森氏と今後も連携を取りつつ、自身の特色を出していくことを期待したい。
ただ、負けないことに主眼を置いたJ1時代と戦術は変わってくる。J2では、引いて守る相手からも勝ち点3を奪う戦い方が必要だ。
J1への返り咲きとクラブ哲学の確立という難題は、経験の浅い指揮官一人だけでは解決できない。サポートするフロントの本気度も問われる。
(射浜大輔)
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