ベガルタ、最終戦飾れず 「決め切れず惜敗」最後まで

仙台―鹿島 後半5分、相手ゴール前で競り合う真瀬(右から2人目)とフェリペカルドーゾ(川村公俊撮影)

 最終節(4日・ユアスタ仙台ほか=10試合)仙台は鹿島に0-1で競り負け、最終戦を飾れなかった。5勝13分け20敗、勝ち点28の19位でシーズンを終えた。

 仙台は好機を生かせず、競り負けた。仙台は後半立ち上がりから、敵陣深くへ進入する機会を増やし攻勢を強めたが、得点に結びつけられなかった。試合終了間際の好機に真瀬がシュートを放ったが、守備に阻まれた。鹿島・ディエゴピトゥカに後半28分、決勝ゴールを許した。

来季への修正点、収穫に

 仙台は鹿島の固い守備を崩しきれず無得点。最終戦を勝利で飾れなかった。敵陣深くへ進入を繰り返した真瀬は「今季は決め切れずに接戦で落とすことが多かった。最後も同じような展開になってしまった」と、仕留め切れなかった試合を悔やんだ。

 後半から投入されたフェリペカルドーゾが前線でボールを収めるようになり、攻勢に立つ時間が増えた。5分にはGKのロングボールを起点に攻め入り、関口のスルーパスに真瀬が反応。そのままペナルティーエリア内に切り込んだものの、転倒し好機はつぶれた。

 28分にリードを許しても攻勢は続いた。45分には右クロスのこぼれ球を、真瀬がペナルティーエリア内で拾い、左足で押し込んだが、相手DFにはじき返された。

 全日程を終え、仙台の総得点31は大分と並び、リーグ最下位。監督交代後、仕掛ける姿勢は、ある程度見せたが、勝利を引き寄せるまでには至らず、得点力不足は最後まで解消されなかった。

 「組み立ての精度を上げて、最後は個人の力になる。練習から大切に取り組んでいきたい」と真瀬。原崎監督も「来季への修正ポイントは明らか。敵陣深くでのクオリティーを徹底的に上げる必要がある」と力を込める。戻るべきJ1の舞台に向けて、地道にレベルアップを図っていくしかない。
(丹野大)

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