宮城県は12日、大河原町の養豚場で豚熱(CSF)の感染が確認されたと発表した。県は同日、特定家畜伝染病対策本部会議を県庁で開くとともに、この養豚場と白石市の系列農場の豚計約1万1900頭の殺処分を開始。災害派遣を要請した陸上自衛隊などと夜通しで作業を進め、13日正午現在、2827頭を殺処分した。20日までに埋却、消毒といった一連の防疫措置を完了する見込み。
2018年9月に豚熱の感染が国内で26年ぶりに確認されて以降、県内約140カ所の養豚場での感染は初めて。東北では鶴岡市の農場に続き2例目。
県によると、同町の養豚場から11日、「発育不良の子豚が増え、死んだ豚もいる」などと通報があった。検体の豚を対象とした仙台家畜保健衛生所の遺伝子検査と国の研究機関の精密検査を経て、12日に感染が確定した。
殺処分するのは離乳した子豚や肥育豚。同町の養豚場から白石市の系列農場に移され、感染の疑いがある豚も対象となった。対象外の豚については経過観察を続ける。農林水産省の疫学調査チームは13日現地入りし、感染経路や衛生管理状況などを調べた。
同町の養豚場から半径3キロ圏内に2農場、10キロ圏内には5農場がある。県内の養豚場では豚熱ワクチンの一斉接種が完了しており、県は豚の移動や出荷を制限しない方針。県内の各農場での消毒、野生動物の侵入防止など衛生管理基準の順守徹底を呼び掛ける。
村井嘉浩知事は対策本部会議で「関係機関と十分に連携を取りながら迅速に対応してほしい」と指示。県民に向けては「出荷される豚は全て安全。安心してほしい」と冷静な対応を呼び掛けた。
豚熱は豚やイノシシの病気で、ヒトには感染しない。県内では今年6月、七ケ宿町の野生イノシシから豚熱感染が初確認され、今月9日現在、野生イノシシの感染確認は81頭。
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