仙台中心部で3センチ 今季初積雪、交通網混乱 除雪車が出動

今季初積雪となり、真っ白な冬景色に変わった仙台市中心部=18日午前9時50分ごろ、青葉区の定禅寺通

 宮城県内では18日、強い冬型の気圧配置が続き、各地で雪が積もった。仙台市中心部では初積雪を観測し、本格的な冬が到来した。吹雪や交通事故の影響で、交通網の混乱もあった。

 市中心部の同日午後8時までの最大積雪量は3センチを記録。最低気温は最も寒い1月下旬から2月上旬の平年値を下回る氷点下2・6度だった。青葉区の定禅寺通では雪が舞い散る中、足元を確認しながら行き交う家族連れの姿が見られた。

 仙台管区気象台によると、同日午後8時までの最大積雪量は栗原市駒ノ湯で18センチ、仙台市新川10センチ、大崎市川渡5センチ、大崎市古川6センチ、白石2センチ、石巻1センチ。各地で今シーズン一番の冷え込みとなり、栗原市駒ノ湯で氷点下7・9度、大崎市川渡と気仙沼で同4・8度、大崎市古川で同3・7度、石巻で同3・6度を記録した。

 吹雪の影響で、東北自動車道大和-古川インターチェンジ(IC)間の上下線が午前5時から約10時間通行止めとなった。福島飯坂-白石IC間では午後1時45分から約5時間通行止め。このため仙台-盛岡、福島-仙台、郡山・須賀川-仙台間を運行する高速バス52本が運休となった。

 JR東日本仙台支社は、強風見通しを受けて午前9時ごろから午後2時ごろに出発する列車計12本を計画運休した。東北線は仙台-小牛田間で上下計6本、常磐線は原ノ町-仙台間で計6本の運転を見合わせた。

 午前6時25分ごろには、JR仙石線東塩釜駅で上り列車のパンタグラフが上がらなくなる不具合があり、上下4本が運休し、約550人に影響した。

 19日は寒気や低気圧の影響により、曇りや晴れで、昼前から昼すぎまで西部を中心に雪の降る所がある見込み。

山沿いで10センチ、泉ケ岳山麓から初出動

降りしきる雪の中をゆっくりと進む除雪車

 仙台市で18日早朝、この冬初めて除雪車が出動した。冬型の気圧配置の影響で未明に降り始めた雪は、山沿いで出動の目安となる10センチ近くに達し、昨年より12日遅い初仕事となった。

 作業は午前6時ごろ、泉ケ岳山麓の市泉区除雪ステーションを拠点に始まった。湿った雪が降りしきる中、スプリングバレー泉高原スキー場近くまで約8キロを1往復した。

 市の除雪業務を請け負う石井ビル管理(青葉区)によると、未明から凍結防止材を散布したが、積雪量が8センチに達してもなお激しく降り続いたという。

 気象台は、東北地方では日本海側を中心に18日いっぱいは大雪や吹雪のおそれがあるとして、注意を呼び掛けている。

 気象台によると、東北地方の上空5000メートルには大雪の目安となる氷点下39度以下の寒気が流れ込んでいる。18日朝の県内の最低気温は仙台氷点下2・6度、栗原市駒ノ湯同7・8度、古川同3・7度など、19地点中12地点で今季最低を記録した。

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