<入試のツボ>過去問で理解確実に/直前対策(2)社会

 私立高の推薦入試が目前に迫り、本格的な入試シーズンが始まった。今回は入試直前の社会の対策について述べたい。

 これからの時期は、多くの過去問を解くことを学習の中心にするとよい。公立高の過去問は良問が多く、問題を解くことで今まで身に付けてきた知識がより深まる。ただ解くだけではなく問題を丁寧に読み込むことで、曖昧だった知識を定着させることができる。

 過去問を解いて採点するだけだと効果は半分だ。解けなかった問題や、問題文を読んで理解が不十分と感じた内容は、教科書で該当する部分を探して読み直してほしい。

 理解できていない部分はノートなどにまとめ、繰り返し確認できるようにしておきたい。ノートに毎日、目を通す習慣を付けよう。その日にまとめたことを寝る前に思い出すことを続けると、効果は大幅に上がる。

 過去問と並行して、知識の抜け漏れを防ぐ勉強も続けよう。特に教科書は何度も目を通してほしい。教科書の内容は学校のワーク類を解き直すことで定着させられる。苦手な地域や時代などは、問題を繰り返し解いて知識を確実なものにしよう。

 公民については、中3の夏から勉強を始めた生徒が大多数なので、入試直前期には基本事項を含めた知識の習得を徹底しよう。地理や歴史と比べ、公民は難易度の高い問題が出ない。教科書を中心に用語を正確に覚えることを最優先にしよう。

 受験科目に社会がある私立高を受ける場合は、受験校の過去問を最低でも3年分、必ず解くことをお勧めする。私立は高校ごとに出題形式が異なる。過去問を解いて受験校の出題傾向を確認しながら受験対策をするとよい。
(進学プラザグループ第一事業部・阿部智則部長)

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