北京冬季五輪の開幕まで、1カ月を切った。冬季五輪といえば、日本中が歓喜に沸いた日から、もうすぐ50年。1972年2月6日。札幌五輪のスキージャンプ70メートル級(現ノーマルヒル)の「日の丸飛行隊」の快挙だ▼笠谷幸生さんが金メダルに輝くなど日本の3選手が表彰台を独占した。4カ月後、興奮さめやらぬ北海道で生まれたのが、49歳で現役ジャンパーの葛西紀明選手。笠谷さんは札幌五輪の4年後に33歳で引退した。競技歴40年の葛西選手はやはり「レジェンド」と言える▼1992年アルベールビル五輪から前回の平昌五輪まで8大会連続出場、ワールドカップ(W杯)最年長優勝…。数々の功績を誇る葛西選手にとっての「ひそかな自慢」は「国体にもインターハイにも出ていないこと」▼高校1年時に全国レベルを飛び越え、W杯に初出場。そんな天才も今季は海外遠征メンバーから外れ、北京五輪への道が閉ざされた。「取るまではレジェンドではない」と金メダルを渇望してきただけに無念だろう▼「金」の夢は葛西選手が監督も務める土屋ホームの小林陵侑選手(岩手・盛岡中央高出)に託される。北京五輪でノーマルヒルが行われるのは、くしくも2月6日。今季のW杯で絶好調の25歳が、師匠の期待に応えてくれるはずだ。(2022・1・9)
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