デスク日誌(1/11):小さな貢献

 新型コロナウイルスの流行以来、ワクチンという言葉を聞かない日はない。その単語をキーワードにネット検索をしていたとき、あるサイトにたどり着いた。

 途上国の子どもたちのために、ワクチンをはじめ保健医療全般を援助する慈善団体が書き損じのはがきや使用済みの切手、金券などを募っている。

 古切手でどれほどの支援ができるのだろう。疑問に思って調べてみると、海外のコレクターらに1キロ1000~1500円で引き取られるそうだ。それで65人分のポリオワクチンを調達できるとの記載もあった。

 切手の縁に沿ってきれいに切り取るのではなく、周辺も残してざっくりとはさみを入れるのがこつ。コレクターにとっては消印もお楽しみの一つだという。

 日本の切手は精巧で、ユニークなものも多い。連日、編集部にどっさり届く封書を見てみたところ、土鍋の料理が描かれた丸い形状やコアラが湯船に漬かる図柄など、目を楽しませる切手が幾つもあった。

 大ざっぱに切り取っていいなら手間はかからない。当面は、切手の有無を確認しながら郵便物の封を切ることにしよう。(東京支社編集部長 末永秀明)

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