<入試のツボ>問題見極める力 重要/直前対策(3)数学

 公立高入試の数学は平均点が低く、数学で高得点を取ることを難しく捉える受験生が多い。だが、基礎レベルの問題を押さえれば、平均点をクリアすることは十分可能だ。今回は公立・私立高入試の特徴を踏まえた上で、着実に平均点を取るポイントを紹介する。

 公立高の数学は各設問3~6点で構成され、3点または4点の基礎レベル問題が多く出題される。

 具体的には大問1の計算問題や、各設問の1問目は基礎的な問題が多い。これらをミスなく解くことで約50点分は得点できる。

 入試は時間内に数多くの問題を解く。重要なのが「基本的な問題を見極める力」だ。100点満点でなくとも志望校に合格できる。日頃から「このレベルの問題は解く。このレベルの問題はいったん飛ばす」という見極めを心掛けよう。

 一方、私立高入試の数学は全問が記号選択式なのが特徴だ。記述式と同様に計算が必要なので、時間内に正確でスピーディーに計算する力が求められる。

 記述式よりも平易な印象を受けるが、記号選択式でも計算ミスやケアレスミスは発生し、油断は禁物だ。ミスを防いで平均点以上を得点する鍵は、試験終了前の5分間を見直しに充てることだ。

 基礎的な問題でミスをするのは、見直しをしていない受験生が多いためだ。基礎レベルと侮ることなく、模試の演習問題でも終了5分前は基礎レベルの問題見直しに時間を充てよう。特に数学では有効な対策だ。

 いずれも基本的なことだが、多くの受験生はそれができていない。「解くべき問題を見極め、ケアレスミスを防ぐ」。これらを意識して、万全の状態で受験本番に挑んでほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)

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