第71回(2021年度)河北文化賞の贈呈式は河北新報創刊記念日の17日、仙台市青葉区の仙台国際ホテルで開かれた。東北各界から約200人が出席し、受賞した7個人2団体の功績をたたえた。式典は新型コロナウイルスの感染防止策を講じて開催された。
東北大名誉教授の花田修治氏(80)は、チタン合金を使い長時間使用できる画期的な人工股関節の開発に成功した。
日本画家の小野恬(しづ)氏(87)は、若い女性を題材に東北の風土や自身の心象を描き続け、後進の教育にも尽くした。
東北大災害科学国際研究所教授の越村俊一氏(49)は、津波警報などに即応する「リアルタイム津波浸水被害予測システム」の開発に大きな役割を果たした。
国宝の大崎八幡宮(青葉区)を中心とする実行委員会は「仙台・江戸学」講座の開催や叢書(そうしょ)の発行を通じて、仙台藩の歴史を広く伝えた。
福島県立医大ふくしま国際医療科学センターは、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、住民の健康維持や医療人材育成などの拠点となった。
スポーツ分野の受賞は、東京五輪で卓球男子団体銅メダルの張本智和氏(18)=木下グループ、仙台市出身=、東京パラリンピックでバドミントン女子銀、銅メダルの鈴木亜弥子氏(34)=元七十七銀行=、車いすバスケットボール男子銀メダルの豊島英氏(32)=WOWOW、いわき市出身=と藤本怜央氏(38)=SUS、東北福祉大出=の4人。
公益財団法人河北文化事業団の一力雅彦理事長(河北新報社社長)は「輝かしい業績に敬意と祝意を表します。今後も研さんを積み、受賞をより意義深いものにしていただきたい」と述べ、本賞の賞牌(しょうはい)と副賞を贈った。
産業技術総合研究所最高顧問の中鉢良治氏が記念講演し、「東北は都市と人、人と人とが共生できるチャンスが他の地域よりも大きい」と指摘した。
河北文化賞は東北の学術、芸術、体育、産業、社会活動の各分野で顕著な功績を挙げた個人や団体に贈られる。
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