「鎌倉殿の13人」登場の地頭・大江氏 ゆかりの寒河江たどるマップ完成

寒河江市教委が作成した「大江氏マップ」

 山形県寒河江市教委は、鎌倉時代に旧寒河江荘の地頭を務めた大江氏ゆかりの地をたどる「大江氏マップ」を作成した。初代当主・広元は9日から放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場予定で、ドラマをきっかけに市内の文化財を訪れてもらおうと企画した。

 大江氏は鎌倉幕府で源頼朝に側近として仕え、1189年から18代約400年間にわたって現在の寒河江市と河北、西川、朝日、大江4町に当たる寒河江荘を治めた。用水路を開削し、農業振興を図るなど地域の発展に貢献したとされる。

 マップはA2判、両面カラーで縦30センチ、横10センチに折り畳めるタイプ。大江氏と関わりの深い寺院や古戦場など13カ所を掲載している。

 知識の有無に応じた「初心者」と「上級者」用の2コースを設定し、大江氏が代々拠点とした寒河江城跡や、13代知広の菩提(ぼだい)寺「澄江寺」、5代元顕が火災からの復興に協力したという国史跡「慈恩寺」などを紹介する。

 市生涯学習課の担当者は「大江氏は寒河江の基礎をつくった人物。マップを手に歴史や文化財への関心を高めてほしい」と話す。

 マップは市内の観光施設に置かれているほか、同市ホームページからもダウンロードできる。

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