宅飲みに「大人のパインサイダー」 山形県民懐かしの味、酎ハイに

新商品の「大人のパインサイダー」

 缶詰製造加工の三和缶詰(山形県中山町)が12日、山形県民懐かしの味「パインサイダー」を酎ハイに仕立てた「大人のパインサイダー」を発売する。山形生まれのご当地酎ハイとして定着を目指す。
 特徴的な強炭酸をそのまま、酒田市の焼酎メーカー「金龍」の原料用アルコールで割った。無果汁でアルコール度数は5%。元のサイダーより酸味を効かせ、食事にも合うという。
 パインサイダーは戦前、県内の飲料業者が高級品だったパイナップルの味を香味料で再現し、瓶詰めで売り出したのが始まりとされる。県内各地で販売され人気を博したが、リサイクル瓶の入手が困難になると製造量が激減した。2014年に同社がボトル缶で復活させ、現在はスーパーや観光地で販売されている。
 同社では新型コロナウイルスの影響で業務用缶詰の売り上げが落ちたのに対し、大手飲料メーカーの下請けで製造する酎ハイの生産数が伸びた。焼酎をパインサイダーで割る飲み方は飲食店や家庭でよく見られていたといい、「宅飲み」需要の増加を商機と捉え、1年前から開発に励んだ。
 営業部の担当者は「パインサイダー同様、地元だけでなく観光客にも愛される山形名物になることを目指したい」と話す。
 県内のスーパーや道の駅、酒販店で取り扱う。山形県酒類卸(寒河江市)のオンラインストアでも購入可能。380ミリリットル入りで180円(税別)。連絡先は三和缶詰023(662)3103。

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