仙台市バス、路線廃止や減便なし 貸し切りは廃止 春のダイヤ改正

仙台市役所

 仙台市交通局は21日、4月1日に実施する新年度の市バスのダイヤ改正で、3年ぶりに路線廃止や減便を行わず、現在の路線・運行本数を維持する方針を明らかにした。

 新型コロナウイルスの影響で激減した利用者数が、感染状況が落ち着いた昨年11月以降、回復傾向にあるため。11月の1日平均は7万4262人で、前年同月と比べ5%増となった。

 ダイヤ改正では、路線周辺の集客施設の立地状況に合わせ、バスの通過時刻を見直して定時性向上を図るほか、通勤・通学時間帯に利用者が集中する便の運行間隔を短縮し、車内混雑の緩和を図る。

 小中学校の校外学習などに利用され、2018年4月から休止中の貸し切りバスは、乗務員の確保が難しいため3月末で廃止する。

 交通局は交通事業経営計画(21~30年度)で、利用者が少ない市バス路線を廃止し、地域交通に転換する方針を打ち出した。21年度は青葉区上愛子、作並、新川地区などを走った「八ツ森線」を廃止した。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る