(49)西垣雅矢投手 自慢のフォーク磨く<東北楽天ルーキー紹介>

ドラフト6位の西垣。得意のフォークボールを磨き、開幕1軍を目指す

 高校、大学と野球の名門を歩んできた。高いレベルの選手が集まる環境で心技体を磨き、夢のプロ入りをかなえた。即戦力と期待される右腕は「1軍に早く上がることが目標」と落ち着いた口調で語る。

 野球を始めたのは小学3年。よく面倒を見てくれた祖父母の家で巨人戦の中継を観戦し、プロ野球に憧れを抱いたのがきっかけ。阿部慎之助選手(現巨人コーチ)のプレーに魅了されて最初は捕手だったが、小学4年で投手に転向してからは一筋だ。

 高校は強豪の兵庫・報徳学園高に進学。だが、2年春に予期せぬ病魔に襲われた。治療で2カ月ほどグラウンドを離れ、野球ができない苦しさを味わった。復帰後は監督やコーチの親身な指導に応えてエースに上り詰め、3年春の選抜大会ではベスト4進出に貢献した。

 早大入学後すぐ、1年春の東京六大学リーグでデビュー。最速150キロの直球と自信を持つフォークボールを武器に先発、リリーフをこなした。4年秋にはベストナインに選ばれ、リーグを代表する投手に成長した。「大学で一番伸びたのは自分で考える力」と実感を込める。

 趣味は大学2年から通うサウナ。サウナ室に入っている長さは時間でなく心拍数で決めるなどこだわりを持ち、「自分と向き合う場所」と位置付ける。

 最初の関門となる2月の春季キャンプは、1軍スタートが決定。開幕1軍へ、「自分の実力がどこまで通用するか試したい」。度胸の良さも持ち味の右腕は臆せず全力でぶつかる。
(佐々木智也)

[にしがき・まさや]ドラフト6位。1999年6月21日生まれ。兵庫県出身。184センチ、88キロ。右投げ左打ち。兵庫・報徳学園高-早大。22歳。背番号49。

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