身長167センチの小兵は、最速146キロの直球と強いハートで打者に立ち向かう。「投手は小さいと駄目だと言われ、見返してやろうという気持ちでやってきた。この小さい体でも大きな打者を抑えられるところを見せていきたい」と意気込む。
5歳で野球を始め、本格的に投手を務めるようになったのは中学から。広島・広陵高3年の時はエースとして夏の甲子園に出場し、名門東海大でも努力を重ねた。だが、幼い頃から夢に見たプロへの道はなかなか開けなかった。「今年駄目だったら野球をやめよう」。覚悟を決めて臨んだ社会人3年目、救援で安定した投球を続けてプロへの切符をつかんだ。
小柄な美馬(ロッテ)や谷元(中日)の投球を参考に制球力や変化球を磨いた。持ち球はカーブ、ナックルカーブ、カットボール、チェンジアップなど多彩。プロ入りに向け、シュートも新たに習得した。右打者への大きな武器になりそうだ。
プロでは高校の同期と再び同じユニホームを着ることになった。捕手の太田だ。「本当に楽しみ。またバッテリーを組んで、試合に勝つ喜びを分かち合いたい」と思い描く。
座右の銘は「蟻(あり)の思いも天に届く」。父親から教えられた言葉だという。「アリも小さいが、こつこつ努力を積み重ねれば願いが届く。自分に合った言葉だと思い、大事にしている」。小さな体に秘めた思いは大きい。
(関俊哉)
[よしかわ・かずき]ドラフト7位。1996年12月12日生まれ。広島県出身。167センチ、80キロ。右投げ右打ち。広島・広陵高-東海大-JFE西日本。25歳。背番号71。
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