真冬の夜、道路に迷子の女児 車を止めて毛布で抱っこ 女性2人に感謝状

記念撮影に応じる佐藤さん(左)と田代さん

 宮城県警築館署は25日、氷点下の夜に自宅を出て迷子になった3歳女児を保護した登米市南方町のともにパート従業員の佐藤捺美さん(30)と田代智恵子さん(41)に感謝状を贈った。

 同署などによると、2人は1月5日午後9時ごろ、栗原市瀬峰の市道を別々の車で走行中、道路を横断中だった女児を見つけた。女児はパジャマ姿で靴は片方しか履いていなかった。外出した父親を追い掛けて自宅を出て、母親も女児がいなくなったことに気付かなかったという。

 佐藤さんと田代さんは面識がなかったが車を止めた後、毛布で女児を温めたり歌を歌ったりして落ち着かせた。車の温度計は氷点下6度を示し、道路には雪が積もっていたという。110番通報を受けて駆け付けた築館署員が女児を引き取り、同日中に現場近くの保護者の元に届けた。

 佐藤さんは「足が冷たかったので毛布でくるんで抱っこしてあげた」、田代さんは「女児が親御さんの所に帰れたと連絡を受けて安心した」と振り返った。

 築館署であった贈呈式で高橋幸浩署長は「2人の瞬時の行動が女の子の命を救った」と感謝した。

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