確定申告、自宅でスマホで 仙台北税務署・小平署長に聞く

こだいら・たけよし 山形県長井高卒。1980年仙台国税局入局。同局徴収部管理運営課長、国税庁仙台派遣監督評価官室長などを経て2021年7月から現職。60歳。山形県高畠町出身。

 2021年分の所得税などの確定申告の受け付けが2月1日~3月15日、全国で実施される。新型コロナウイルスの感染拡大以降3度目となり、国税庁はパソコンやスマートフォンによる電子申告・納税システム「e-Tax」で自宅などから申告するよう呼び掛ける。仙台北税務署(仙台市青葉区)の小平健善署長に聞いた。

来場者には整理券 LINEで事前発行も

 -今年もコロナ対策として2週間前倒しで始まる。

 「キャッチコピーは『確定申告はおうちでスマホでe-Tax』。混雑する会場に足を運ぶことのない電子申告は、感染防止のための一番の対策になる。マイナンバーカードの普及が進み、所有者向けサイト『マイナポータル』と連携した自動入力を拡大しており、利用してほしい」

 「スマホは今や1人1台の時代。今年からは、スマホのカメラ機能を使って源泉徴収票を撮影することで、記載内容を自動入力できるようになった。申告書の作成手順は、国税庁ホームページで動画でも紹介している」

 -仙台国税局管内(東北6県)では80%超が来場せずに申告している。

 「スマホやパソコンが使えないなど、どうしても会場で直接相談したい人はいる。昨年から混雑緩和のため、時間帯で区切った入場整理券を発行している。整理券は無料通信アプリLINE(ライン)を通じて、オンラインで事前発行することもできる」

 -オミクロン株の感染が広がっている。

 「マスクの着用、必要最小限の人数、入り口での検温、手指消毒にご協力をお願いしたい。距離を確保した会場レイアウトや換気といった感染防止対策とともに、職員の体調管理を徹底する」

 「国税庁は将来的に、あらゆる税務手続きを税務署に行かずにできる社会を目指している。納税者に利便性が高く、かつ公平な社会の実現に貢献したい」

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