宮城県大和町吉田沢渡地区で今月中旬、ボランティアが雪かきに加わった。地区の行政区長から相談を受けた町社会福祉協議会が参加者を募り、高齢者世帯2軒で、10人が作業に当たった。
社協が初めて実施したモデル事業で、より多くの人手を確保し、他の地区に支援を広げたい考えだ。「雪かきをできない家が目に見えて増えている」と社協の田村雄二会長は言う。仙台の近郊に高齢化の波が押し寄せている表れと言える。
除雪のボランティア団体は1990年代、過疎地の豪雪地帯が多い岩手県で相次いで発足した。西和賀町の「スノーバスターズ」はその一つだ。「さまざまな団体が協力を呼び掛け、町を挙げた取り組みになっている」と町社協の担当者。人口が減っても、会員登録する町民は徐々に増え、中学、高校生や消防団員ら町民の6%に当たる320人で、設立から29年目を迎えた今季も活動を続ける。
西和賀町の関係者はこうも語る。「雪かきは結(ゆい)の精神を育む場」。例年と比べ雪の多いこの冬は、地域の支え合いの在り方を見つめ直す契機と捉えたい。
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