五橋の活性化、早稲田に学ぶ 東北学院大新キャンパス周辺住民

 仙台市若林区清水小路に建設中の東北学院大五橋キャンパス周辺の住民が、東京の大学周辺にある商店街から学ぶ取り組みを進めている。学生と住民が連携して地域を盛り上げるのが狙い。皮切りとして早稲田大学周辺商店連合会(W商連、東京都新宿区)との意見交換を実施した。参加者は「助言を生かし、良い関係を築きたい」と意気込む。

学生が地域に溶け込んでいる早稲田大周辺の商店街

東京の商店連合会「W商連」と意見交換

 W商連は早稲田大早稲田キャンパス周辺の7商店街と古書店組合が加盟。新型コロナウイルス禍で苦境の飲食店を応援するスタンプラリーを学生が企画したり、スポーツ新聞部の学生が撮影した写真を店内に飾ったりするなど、学生と連携した多彩な催事を展開している。

 昨年12月下旬にあったW商連とのオンライン意見交換会には、五橋キャンパス周辺の荒町、連坊両地区の2町内会と3商店街の約20人が出席。W商連側に「印象に残った取り組みは」「大学周辺の商店街を意識した企画を知りたい」などと尋ねた。

 荒町商店街振興組合の佐藤隆俊理事長(60)は「卒業生と商店との付き合いも多い早稲田のように、未来につながる関係を目指したい」と話す。

 学院大は来年4月、泉キャンパス(泉区)と多賀城キャンパス(多賀城市)を集約して五橋キャンパスを新設予定。地域との共生を模索する学院大が意見交換会を企画した。今月17日には第2弾として、工学院大(新宿区)との連携で魅力づくりを図る周辺商店街をオンライン視察する。

 学院大地域連携課は「大学を中心に商店街が発展した早稲田、既存の商店街の中に入っていく学院大と違いはあるが、学ぶ点は多い。商店街や住民との連携を通じて、学生は地域に貢献する人材に育ってほしい」と期待する。

W商連とオンラインで意見交換する商店街関係者ら=昨年12月20日、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパス
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