「バクテン!!」聖地に誘客図る 岩沼市、動画や等身大パネルで観光PR

観光PR映像の1場面(岩沼市提供)

 宮城県岩沼市は市内を舞台に高校男子新体操部の青春を描くテレビアニメ「バクテン!!」と連携し、観光PRに力を入れている。地域の魅力を伝える動画や、作中に出てくる場所を紹介する散策マップ、登場人物の等身大パネルを制作した。7月にアニメの映画公開を控え、市は「『バクテン!!』の聖地」として盛り上げを図る。

 市は24日、動画投稿サイト「ユーチューブ」に観光PR映像を公開した。竹駒神社や金蛇水神社、俳聖松尾芭蕉ゆかりの歌枕「武隈の松」など市内の名所旧跡の実写映像に、「バクテン!!」のアニメを重ね合わせた。時間は約1分30秒で、主人公ら6人の日常がうかがえる内容に仕上げた。

 昨年12月には、アニメの舞台地を取り上げた「聖地巡礼マップ」が完成。当初5000部を用意したが、人気のため、3000部を増刷した。市役所などで無料配布している。

 JR岩沼駅や市総合体育館などには、アニメの主人公ら6人の等身大パネルを設置した。現地を訪れたファンが会員制交流サイト(SNS)にパネルの写真を相次いで投稿するなど、反響が広がっている。

 市は「バクテン!!」関連グッズを返礼品にしたふるさと納税の寄付金を一連の観光施策の財源として活用。「聖地応援」と銘打って昨年10月下旬に募集を始め、これまでに約400万円が集まった。

 市商工観光課の担当者は「アニメの力を借りて市の魅力を発信し、観光誘客につなげていきたい。今後もシティーセールスに活用したい」と話す。

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