(192)終点は銀河それとも春の駅/坊城 俊樹(1957年~)
作者が乗っているのは電車かバスでしょうか。終点は銀河だろうかという、ロマンチックな問い掛けがあります。現実にありそうなのは春の駅のほうですが、どんな駅かは私たちの想像次第です。最後に季節が提示される…
関連リンク
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- ・(189)完璧な霞が原子炉を囲む/山崎 十生(1947年~)
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