堀江貴文氏ら出資「IST」と南相馬市が協定 ロケット部品開発など連携

連携協定を結んだ門馬市長(右)と、オンライン参加した稲川社長=南相馬市役所

 国産ロケットを独自に開発しているベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST、北海道大樹町)と福島県南相馬市は9日、連携協定を結び、部品開発や地域製造業の高度化で協力することを決めた。

 ISTは起業家の堀江貴文氏らが出資して2013年に設立された。大樹町に発射台を設け、19年には単独の民間企業としては初めて、小型ロケット「MOMO(モモ)」を宇宙空間まで打ち上げた。来年は「ZERO(ゼロ)」の発射を計画する。

 ISTと南相馬市内の企業は今後、協力してロケットの部品開発などに取り組み、技術力の向上を図る。市はISTに、開発に必要な施設などを提供する。

 調印式で門馬和夫市長は「ISTは宇宙産業では国内有数の企業。地域全体でロケット開発の推進力になりたい」と話した。ISTの稲川貴大社長は「ロケットの発射台は北海道だが、部品開発の基盤は南相馬市に置き、ZEROの開発スピードを速めたい」と説明した。

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