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私なりの震災を伝えたい 気仙沼の一人として 18歳の地図(2)

 説明文が書かれた「台本」は2カ月前から使っていない。津波の怖さについて真に迫った話ができる自信がついた。

 東日本大震災の月命日の昨年12月11日、気仙沼向洋高3年の高橋瑠菜さん(18)は震災遺構となった母校の旧校舎にいた。語り部活動のためだ。

 「水平線が校舎に向かってきたように見えたそうです」。屋…

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