総合ビル管理の陽光ビルサービス(仙台市)は、仙台空港(名取市、岩沼市)のターミナルビルで、東北の空港では初めてとなる自走型警備ロボットを導入した。警備員の負担軽減と同時に、コロナ下での非接触対応の強化も図る。
ロボット開発を手掛けるシークセンス(東京)の警備ロボットを採用した。あらかじめ指定したルートや場所を自走、巡回し、搭載された360度カメラで撮影する現場の映像をリアルタイムで送信。ビル内の防災センターで監視できる。
遠隔通話機能も装備。ロボットに付いているマークに手をかざすと、防災センターと音声でつながり、空港利用客への呼び掛けや、問い合わせへの対応が、離れた場所でも可能になる。
昨年12月に試験導入し、今月に本格運用を始めた。広い空間で業務に当たる警備員の負担を減らす。新型コロナウイルスが広がる中で、利用客との接触を可能な限り減らしながらの対応強化も目指す。
災害時の避難誘導や不審者対応などでの活用も想定。ビルは名取、岩沼両市の避難施設になっており、1月に南太平洋・トンガ沖海底火山噴火に伴って津波注意報が発令された際には1階玄関にロボットを配置した。
現行の稼働範囲は1~3階のロビーだが、制限区域内を含めて拡大を検討する。空港の運用時間延長や24時間化も見据え、ロボット警備のノウハウを蓄積する狙いもある。
同社空港警備事業所の高瀬英行所長は「高度な判断を要する業務では人間の力が欠かせない。警備員とロボットの長所を生かしながら、効率的な業務展開を目指す」と話した。
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